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新発売 ビートルズ サージェント 50周年 解説 その3 ~各曲の違い①~

2017年06月29日 [ BATLES Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band サージェント ビートルズ リミックス 50周年 ]

■まず初めに

 

大それたことを計画してしまった。

 

各曲の違いをサイトにアップするなんて。

 

しかもビートルズのサージェントを…。

 

私のiTuneがこんな状態になってしまいました。

 

my iTunes

 

各曲に同じ曲が三つも入っているのは、

 

今回発売の「remix stereo 2017年盤」

 

オリジナルの 「remaster stereo 2009年盤」

 

モノラル録音「 remaster mono 2009年盤」です。

 

リマスター盤とリミックス盤との曲の違いを

 

メインに書いてみました。

 

各曲最後に載せているデータは

 

iTune内での曲の長さです。

 

 

新発売 ビートルズ サージェント   50周年 解説 その3 ~各曲の違い①~

 

 

1.Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band

ヴォーカル:ポール

 

オープニングはタイトル・チューンから。

 

「アレ?この曲遅くない?」

 

という勘違いがビートルズ好きの人にはあります。

 

それは13曲目「リプライズ」のスピードが

 

頭に残っている場合によく起こることです。

 

もうひとつ、曲が始まる前のSE(効果音)で

 

日本人だけの楽しみ方があります。

 

観客のざわつき、弦楽器の音出しの後に

 

「ポールのあほー」と観客(?)が

 

言っているように聴こえます。

 

今回のリミックス盤では特に

 

よく聴き取れるようになっています。

(↑それがどうした)

 

ヘッドフォンを使用すると

 

さらに聴き取る事ができますよ。

(↑それもどうした)

 

TV深夜番組の「タモリ倶楽部」で

 

「空耳アワー」という名物コーナーがありました。

 

洋楽の歌詞が日本語に聞こえてしまうことを

 

「空耳」といいます。

 

ビートルズには「空耳」曲が多く、

 

「空耳アワー」コーナーの常連さんでした。

 

 

“Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band”

リマスター盤と比較、リミックス盤との曲の違い

 

2009年のリマスター盤では曲が始まると、

 

右からリードギターが最初に聴こえ始め、

 

ヴォーカルと重なりながら進行。

 

やがてヴォーカルは左に、そして中央へ移動。

 

最後には右に戻ってきます。

 

2017年リミックス盤ではヴォーカルはずっと中央、

 

途中の”We’re Sgt. Pepper’s Lonely…”からは

 

同時に左右への拡がりを見せます。

 

ヴォーカルと離れたことで曲中通じて、

 

ポールが演奏するリードギターの

 

炸裂度合いが増幅されています。

 

最新の技術を駆使して、

 

ライブ仕立ての音響効果もかなり上がっています。

 

リミックス盤、この曲では

 

「あふれ出る臨場感」をお楽しみください。

 

2:03 remix stereo 2017

2:03 remaster stereo 2009

2:03 remaster mono 2009

 

 

 

新発売 ビートルズ サージェント   50周年 解説 その3 ~各曲の違い①~

 

 

2.With A Little Help From My Friends

ヴォーカル:リンゴ

 

前曲からの流れで架空の人物

 

“ビリー・シアーズが歌います”

 

とのアナウンスから曲がスタート。

 

「友達のちょっとした手助けがあると」

 

いろんなことがうまく進むんだ、

 

という内容の歌詞。

 

リンゴがうまく歌える様に

 

少ない音階で曲を仕上げたのは

 

「ポールとジョンのちょっとした手助け」。

 

今ではリンゴのコンサートには

 

欠かすことのできない代表曲になっています。

 

 

“With A Little Help From My Friends”

リマスター盤と比較、リミックス盤との曲の違い

 

リマスター盤はヴォーカルが中央より少し左で、

 

コーラスも同じく中央。

 

今回のリミックス版は、ヴォーカルが中央に移り

 

コーラスが左右同時に展開しています。

 

リンゴのドラムも中央で揃って、

 

躍動感がスゴイことになっています。

 

跳ねるスネアと重量級バスドラムの音に

 

ご諦聴ください。

 

当然のことですが、ポールのベースとの

 

コンビネーションも相性抜群です。

 

2:45 remix stereo 2017

2:44 remaster stereo 2009

2:44 remaster mono 2009

 

新発売 ビートルズ サージェント   50周年 解説 その3 ~各曲の違い①~

 

 

3.Lucy In The Sky With Diamonds

ヴォーカル:ジョン

 

三曲目にして、やっと我らがジョンレノンの登場。

 

ジョンが創った幻想的な作品のひとつになります。

 

当時3歳だった息子のジュリアンが描いた一枚の

 

絵からインスピレーションを得た曲。

 

「友達のルーシーがダイアモンドと一緒に空に

 

いるの」とジュリアンから絵の説明されたそうだ。

 

当時、発売後スグに幻想的な曲調と相まって、

 

BBC(英国国営放送)では放送禁止。

 

曲のタイトルを略すとLSD。

 

当時流行の覚醒剤と同じ名前になるというのが

 

放送禁止の対象理由です。

 

 

“Lucy In The Sky With Diamonds”

リマスター盤と比較、リミックス盤との曲の違い

 

左からポールが弾くイントロ、

 

ハモンド・オルガンが響く。

 

リードヴォーカルとコーラスもセンター。

 

リマスター盤では数少ないミックスのパターン。

 

今回のリミックス盤でも

 

リマスターに準じての音の位置。

 

少しバンドの音がセンターに

 

近づいている気もしますが…。

 

見つけました、この曲一番の違いを。

 

実は曲のスピードが変わっていました。

 

全体に遅くなって、モノラル盤に近いスピード。

 

ゆっくりになったことで今まで高かったコーラスの

 

音が軟らかくなり、聴きやすくなっています。

 

ただし、曲の収録時間の長さは同じなのです。

(下記データ参照)

 

もう一度、聞き直してみると、曲の終わりで

 

カットしている場所が違っていました。

 

この曲はビートルズ公認のモノラルミックスに

 

スピードを近づけた、

 

リミックス・ステレオを聴いてみてください。

 

モノラルという言葉に馴染みがない方は

 

下記サイトをご参照ください。

 

新発売 ビートルズ サージェント 50周年 解説 その1 ~目指したモノは?曲の違いは?~

 

まだ読まれてない方は一度見てみてください。

(現在サイト内レビュー第一位です)

 

3:28 remix stereo 2017

3:28 remaster stereo 2009

3:28 remaster mono 2009

 

 

 

新発売 ビートルズ サージェント   50周年 解説 その3 ~各曲の違い①~

 

4.Getting Better

ヴォーカル:ポール

 

4曲目は二つの「掛け合い」に注目!

 

一つ目はイントロから。

 

左右に分かれた二本のギターで

 

掛け合いがスタート。

 

右のギターでは、同調をずらすように

 

アクセントが入ります。

 

二つ目は言葉の掛け合いです。

 

“getting better”

 

(良くなってきている)と

 

歌うポールに対して、

 

“It can’t get no worse”

 

(これ以上悪くなるわけないさ)

 

という辛口なジョンのコーラスが入ります。

 

ジョンはレコーディングの最中に

 

即興でこのフレーズを盛り込んだそうです。

 

 

“Getting Better”

リマスター盤と比較、リミックス盤との曲の違い

 

2009年のリマスター盤ではヴォーカル、

 

コーラスともにセンター少し右。

 

ポールの位置に合わすように

 

ベースもセンターから。

 

ギターは両サイドに別れています。

 

この曲に関してリミックス版は

 

リマスター盤に準じています。

 

音の定位の違いはジョンのコーラスが

 

左右に拡がったのと、

 

ボンゴの音が少し中に寄ったぐらい(かな?)。

 

全体的に音が少し中央に寄せられた感じもします。

 

リミックス盤のこの曲であらためて

 

気づいたことがありました。

 

詰め込まれた音の情報量が増していると。

 

実際にそれは、

 

「音の厚み」として聴こえてきます。

 

他の曲もそうですが、

 

このアルバムでは全体的に

 

音の情報量が増え、

 

曲全体に厚みが加わっています。

 

この曲ではそれぞれの

 

ミックスの方向性が近いからこそ、

 

「音の厚み」の差異が解り易くなっています。

 

特にバンドの構成楽器である

 

ギター、ベース、ドラムにスポットを当てて、

 

それらの楽器をメインに

 

アルバム全体を再構築しているのが解ります。

 

その結果、この曲ではリマスター版と比べ

 

ロック色が強く前面に出ているのです。

 

2:47 remix stereo 2017

2:47 remaster stereo 2009

2:48 remaster mono 2009

 

 

新発売 ビートルズ サージェント   50周年 解説 その3 ~各曲の違い①~

 

■まとめ

 

今回も最後までお付き合いいただき

 

誠にありがとうございます。

 

詳しいまとめは次のサイトに掲載しています。

 

新発売 ビートルズ サージェント 50周年 解説 その4 ~各曲の違い②~

 

さぁ、みなさんも

 

リミックスされたこのアルバムで

 

”THE BEATLES” 新しい「音の厚み」を感じてみてください。

 


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